上林選手の2軍戦含め2020年11月3日から11月9日の上林選手中心ソフトバンクニュースと成績
10月に入り怒涛の快進撃を続け、3年ぶりのリーグ優勝を成し遂げました。
シーズン序盤から中盤にかけて、苦しんだ時期もありましたが、最後は独走に近い状況でした。
ひとつのポイントは、中村晃選手の復帰だと思います。
中村晃選手が戻ってきてから、厚みと粘りが出てきて打線が機能してきたかと思います。
それから工藤監督の采配が変わった終盤。
上林選手を2軍に落とした後あたりでしょうか。
松田選手に代打を出したり、バレンティン選手を無理にスタメンに使わなかったり、実績より状態を重視するようになった時期が来ました。
マシンガン継投も控えることが出来ました。
(投打が噛み合い、マシンガン継投を使わなくても済む展開が多かったのですが・・・)
シーズンは残り4試合、異例のシーズンも間もなくクライマックスシリーズに向かいます。
上林選手の2軍出場試合
【11月7日 ひなたサンマリンスタジアム宮崎 楽天ゴールデンイーグルス戦】
3番でライトでスタメン出場
4打数1安打1打点
右安、左飛、一飛、三振
【2軍成績 2020年】
打率:.271
本塁打:5
打点:19
盗塁:2
11月3日 ZOZOマリン 千葉ロッテマリーンズ戦
ホークス4-3マリーンズ
試合は6回オモテに一挙4点を挙げて逆転勝ちでした。
バンデンハーク投手が久しぶりの登板で2勝目を挙げました。
しかしながら5回3失点と、6回の4点が無ければ敗戦投手の可能性が高い内容化と思います。
今回の登板は、いろいろな意図を感じますが、結果的には勝ち投手ではあります。
11月4日 ZOZOマリン 千葉ロッテマリーンズ戦
ホークス2-0マリーンズ
試合は2-0で勝利しマリーンズ戦7連勝。
序盤あれだけ苦しんだ、マリーンズとの対戦成績も気が付けば、11勝11敗1分けと全くの五分まで戻しました。
8回無失点のエース千賀の好投が光りました。
被安打2もさることながら、フォアボールが1でした。
千賀投手のリズムが悪い時は、フォアボールが多い時です。
今日のようなピッチングであれば、エース千賀の名の相応しい内容かと思います。
そして、帰ってきたデスパイネ選手。
復帰後、1打席目でホームラン。
その後もヒット、フォアボール、フォアボールと最後の短期決戦に向けて、頼もしい存在が戻ってきました。
11月5日 ZOZOマリン 千葉ロッテマリーンズ戦
ホークス1-6マリーンズ
試合は1-6で敗戦し、マリーンズ戦勝越しは来年に持ち越しです。
クライマックスシリーズに向けて、マリーンズとライオンズが争っているなかですが、今日は東浜投手の数字がメインでした。
タイトル獲得の可能性もあり、投球回数もあり、正直なところ東浜投手の為の試合でした。
結果的には7回2/3、6失点と結果は出ませんでした。
今シーズン、他チームのエース級を相手に立ちまわってくれたので、最終登板で結果を出していただきたかったところですが、これまた来年に持ち越しでしょうか。
11月9日 PayPayドーム 西武ライオンズ戦
ホークス6-2ライオンズ
試合は消化試合とはいえ最終戦、しっかりと勝ち切りました。
周東選手が50盗塁を達成したのは、喜ばしいと思います。
シーズン序盤はスタメン出場は少なかったのですが、終盤は1番バッターに定着。
それでも2位を離しての50盗塁ですので、フルシーズン1番に座ったうえでの盗塁数を見てみたいものです。
打率も.270まで上げてきました、出塁率も.325、及第点ではないでしょうか。
終盤にグンと数字を上げていますので、終盤の連勝時はもっと高い数字でした。
このまま順調に積み重ねてくれれば、長年の課題ホークス1番問題とセカンド問題が解消します。
まずは、クライマックスシリーズそして日本シリーズでの活躍を応援します。
上林選手2020年シーズン成績
【1軍成績】
打率:.181
本塁打:6
打点:20
盗塁:8