アジアウインターリーグ曽根選手の勝ち越し打で9回大逆転勝利

アジアウインターリーグ2016

12月13日のアジアウインターリーグ、ウエスタン選抜対韓国プロ野球選抜との一戦。
12月11日の対戦で敗戦したばかりの韓国プロ野球選抜戦、この日は負けられない試合でした。
結果は6対5で勝利しウエスタン選抜12勝目です。

試合展開は厳しいものでした。
先発ピッチャーの阪神タイガース横山投手が3回までに5失点という内容で3回終了時点で1対5、4点を追う展開です。
横山投手は4回で降板しウエスタン選抜は継投に入ります。

5回ウラは2番手でソフトバンクホークス児島投手がマウンドに上がります。
ヒット3本を浴びながらも2三振を奪い、結局は無失点で切り抜けます。
ピシャリという感じではないのが伝わるでしょうか・・・。
実は想像以上の展開です。
先頭の6番バッターと続く7番バッターは2者連続三振に斬って取ります。
今日はリズムよく行けるかと思いきや、この後3連打を浴びてツーアウトフルベースの大ピンチを招きます。
この時点で1対5ですので、これ以上の失点は避けなければならない場面です。
ここで児島投手は粘ります。
このピンチで2番バッターをファーストゴロに仕留めピンチをしのぎます。

児玉投手はアジアウインターリーグでこういうピッチングが多いです。
自らピンチを招きますが、最後は粘って無失点で切り抜ける。
左投手ですし、もっと制球力を磨けばソフトバンクホークス投手陣の需要に応えるチャンスはありますね。
なんにせよ打線の反撃を待ちます。

7回にはアジアウインターリーグ絶好調の4番オリックスバッファローズの吉田選手のホームランが飛び出し2対5と点差を詰めます。
吉田選手は2016シーズンは1軍でも活躍してますからね、さすがですね。

8回ウラには島袋投手が4番手でマウンドに上がります。
こちらも吉田選手同様にアジアウインターリーグで好調のひとりです。
8回1イニングを3人できっちり仕留めます。
島袋投手は先発でも中継ぎでも安定した投球を見せてくれ、結果も残してくれています。
安心してピッチングを観られる印象ですね。
このピッチングが打線にリズムをもたらしました。

9回オモテ点差は2対5、残り1イニングで3点差は厳しい展開です。
しかしここまで何度もビックイニングを作ってきたウエスタン選抜打線、2試合続けて韓国プロ野球選抜に敗れるわけにもいきません。

まずは再びオリックスバッファローズの吉田選手がこの日2本目のホームランを打ち込みます。
ツーランホームランとなり4対5の1点差に詰め寄ります。

そしてここからソフトバンクホークス勢の活躍です。
まずは7番レフト幸山選手。
ツーアウトランナー1塁の場面でセンターへヒットを放ちつなぎます。
ツーアウトランナー1塁3塁の場面を演出します。

そして8番サード曽根選手。
ツーアウトランナー1塁3塁のしびれる場面で結果を出します。
センターへの逆転2点タイムリースリーベースを放ち、土壇場でウエスタン選抜は6対5と逆転します。

9回ウラは阪神タイガースの石崎投手が、韓国プロ野球選抜の3番から始まるクリーンアップを3者三振に取るパーフェクトリリーフを見せ、ウエスタン選抜の12勝目を飾ります。

ちなみに島袋投手はアジアウインターリーグ3勝目となりました。
今日は投打にソフトバンクホークス勢が活躍しました。

アジアウインターリーグもレギュラーシーズンは残り12月14日と15日の2試合となりました。
レギュラーシーズンの1位は確定していますが、12月16日からプレーオフが開始されます。
12月18日の優勝決定戦までソフトバンクホークス勢の活躍を応援したいと思います。

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