アジアウインターリーグ準決勝、中華台北トレーニングチームとの一戦。
13対10の打ち合いを制しました。
3回オモテで3対9と6点差がついていましたが逆転勝ちです。
残念ながら乱打戦の原因をつくったのは先発のソフトバンクホークス島袋投手でした。
アジアウインターリーグここまで好調で満を持して準決勝の先発マウンドに上がりました。
1回ウラに中日ドラゴンズの近藤選手のスリーランホームランで幸先よく3点を先制した直後の2回オモテ、まさかの7失点です。
先頭バッターを味方のエラーで出し、ワンアウトフルベースの場面でも味方のエラーがあるなど不運な部分はありましたが、あれよあれよというまに7失点してしまいます。
タイムリーエラーしたも残念ながらソフトバンクホークスの曽根選手です。
この時点で3対7、一気に流れは中華台北トレーニングチームに持っていかれます。
続く3回オモテ、島袋投手3イニング目のマウンドです。
この回もピリッとしません。
ワンアウトをとったまではいいのですが、続く9番バッターにライトにソロホームランを打たれます。
その後3連打を浴びて9点目を献上。
ここでマウンドを降ります。
エラーもありましたが、2回1/3を被安打11本の9失点という大誤算です。
この時点で3対9と厳しい展開となります。
しかし打線には自信のあるウエスタン選抜も黙ってはいません。
3回ウラツーアウトランナーなしから1点を返してなおもツーアウト2塁3塁のチャンスをつくります。
試合の流れ的にここで1本でないとズルズルいってしまうような場面です。
ここで登場するのはソフトバンクホークスの幸山選手、この日は7番DHでのスタメン出場です。
大事な場面で結果をだします。
2人のランナーをきっちり返す2点タイムリーヒットを放ち6対9とし、3点差とします。
3回を終わって3点差は射程圏内です、幸山選手の2点タイムリーヒットは試合の流れの中では大きかったと思います。
その後は5回ウラにウエスタン選抜が1点を返しますが、7回には両チームが1点づつを取り合う一進一退の攻防のすえ、8対10と2点リードされた状態で8回ウラを迎えます。
ここでウエスタン選抜はビックイニングを迎えます。
まずはこの回先頭の1番セカンドでスタメン出場している曽根選手がライトへのヒットでチャンスメイクします。
その後ワンアウト1塁2塁でオリックスバッファローズの4番レフト吉田選手が打席に入ります。
誰もが期待した結果をだします。
お釣りなしの逆転スリーランホームランをこの場面で放ちます。
確かにここまでひとりワンランク上の活躍を見せ、次元の違う成績を残していますが、『この場面でホームランを打つか!』というのが本音ですね。
さすがに1軍で結果を残している選手と言わざるを得ませんね。
11対10見事に逆転に成功します。
しかし8回ウラはこれだけでは終わりません。
ツーアウト2塁と場面を変えてソフトバンクホークスの幸山選手の登場です。
レフトへのツーランホームランが飛び出します。
この日4打点目の活躍は13対10とリードを広げ、中華台北トレーニングチームにとどめを刺す形になります。
このリードを9回は阪神タイガースの石崎投手が守り13対10で決着をつけます。
ウエスタン選抜、思いがけない乱打戦となりましたが決勝進出です。
決勝の相手は準決勝第1試合で韓国プロ野球選抜に勝利したイースタン選抜との対戦です。
日本チーム同士の対戦となりました。
最後の試合となりますが、ソフトバンクホークス勢の活躍で優勝を引き寄せてもらいたいです、各選手応援しています。
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